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 義経伝説
親子、兄弟の絆に翻弄された義経。
その悲劇のヒーローは「判官贔屓」という言葉までも生み、さまざまな伝説が残されています。

義経伝説外伝
犬岩(犬若海岸)
 義経一行が奥州平泉への逃避行の途中、銚子に滞在していた時のことでした。
義経の連れていた犬に平家の亡霊が取り付き、一緒に連れて行くことが出来なくなりました。
置き去りにされ、主人を慕い七日七晩鳴き続けた犬は、とうとう岩になってしまいました。
それが犬岩です。銚子市にある「犬若」という地名も、置き去りにされた犬の名前が「若丸」だったことに由来しています。
 また灯台で有名な「犬吠埼」は、若丸の鳴き声がこの地まで聞こえてきたので、つけられたといわれています。

義経伝説の人々
金売吉次
陸奥国の金を京で売る商人で伝説上の人物。鞍馬寺で牛若丸に会い、藤原秀衡にひきあわせたと言われている。

鬼一法眼(きいちほうげん)
京都に住む陰陽師で文武の達人。義経がその娘と通じ、兵書「六韜三略(りくとうさんりゃく)」を盗みそれを学んだ。

佐藤忠信
義経四天王の一人。吉野山で僧兵に襲われた時、義経の身代わりとなり奮戦。歌舞伎「義経千本桜」の中の「道行初音旅」(吉野山)は静御前と義経の忠臣、佐藤忠信の道中を舞踊化した名場面。
漢字館Vol.25 掲載